【過去の規約】事業者向け利用規約(第1版)

第1章 総則

第1.1条(本規約について)

このLANDLOG利用規約(以下「本規約」という。)は、株式会社ランドログ(以下「当社」という。)が提供するLANDLOG及びこれに関連するサービスを顧客が利用するにあたり遵守すべき事項等を定めるものである。なお、当社又は第三者が本規約において利用条件等が定められていないLANDLOGに関連するサービスを提供する場合は、本規約ではなく、当社又は当該第三者が当該サービスに関して別途提示する条件が適用されるものとする。

第1.2条(定義)

  1. 「アプリ開発パートナー」とは、自ら又はアプリビジネスパートナー若しくはその他の第三者からの委託を受け、本アプリケーションの開発を行う者をいう。
  2. 「アプリパートナー」とは、アプリビジネスパートナー及びアプリ開発パートナーをいう。
  3. 「アプリビジネスパートナー」とは、本アプリケーションの企画又は開発を行い、LANDLOG又は第三者が提供するマーケットプレイスサービスを通じて当該本アプリケーションを販売又は提供するアプリベンダーをいう。
  4. 「アプリ利用顧客」とは、顧客のうち、本アプリケーションを利用する者をいう。
  5. 「管理アカウント」とは、顧客の管理責任者が作成したアカウントであり、ユーザの管理並びに利用契約の変更及び解約等を行うことができるアカウントをいう。
  6. 「管理責任者」とは、顧客を代理してユーザの管理並びに利用契約の変更及び解約等を行う権限を付与された顧客の役員又は従業員をいう。
  7. 「建機」とは、油圧ショベル、ブルドーザ等の建設機械(ICT建設機械を含む。)をいう。
  8. 「顧客」とは、当社との間でLANDLOGの利用に関する利用契約を締結した事業者をいう。
  9. 「顧客施工情報」とは、顧客又はユーザがLANDLOGに登録する情報、IoT機器を通じて収集される顧客の工事現場及び建機に関連する情報(地形の測量データ、写真データ、3D地形図、建機の位置情報及び稼働データを含む。)、その他第3.1条に具体的に定める情報を含む顧客から直接又は間接にLANDLOGに提供・保存される全ての情報、並びにこれらの情報に加工又は分析等を加えた情報をいう。
  10. 「知的財産権」とは、著作権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他の知的財産権(これらを受ける権利及び出願中の権利を含む。)をいう。
  11. 「データ提供顧客」とは、顧客のうち、自ら又はユーザを通じてLANDLOGに顧客施工情報を提供する者をいう。
  12. 「データ連携パートナー」とは、顧客又は第三者から収集した情報を、LANDLOGとのシステム連携を通じてLANDLOGに提供する者をいう。
  13. 「匿名顧客施工情報」とは、顧客及び個人が特定又は識別されない顧客施工情報(顧客施工情報に対して一定の処理(統計的な処理又は解析を含む。)を加え、顧客及び個人が特定又は識別されないよう加工した情報を含む。)をいう。
  14. 「パスワード」とは、ログインIDと組み合わせて、LANDLOG上で各ユーザをその他のユーザと区別するために用いられる符号であり、ユーザがアカウント作成時に登録した任意の半角英数字及び記号の組み合わせをいう。
  15. 「本アカウントサービス」とは、当社が運営する、LANDLOGにログインするアカウントを作成及び管理するためのウェブサービスをいう。
  16. 「本アプリケーション」とは、LANDLOG上において動作し、LANDLOG提供情報を利用して情報又はサービスを提供する、当社又はアプリビジネスパートナーが提供するアプリケーションをいう。
  17. 「本ウェブサイト」とは、LANDLOGを提供するためのウェブサイトをいう。
  18. 「本サービス」とは、当社がLANDLOGを通じて顧客又はユーザに提供する、本アカウントサービス、本プラットフォームサービス、マーケットプレイスサービスその他のサービスをいう。
  19. 「本プラットフォームサービス」とは、当社がLANDLOGを通じて顧客、ユーザ、アプリパートナーその他の第三者に提供する、本アプリケーションを経由せず、当社が別途指定する方法でLANDLOG提供情報を閲覧等することができるサービスその他のプラットフォームサービスをいう。
  20. 「ユーザ」とは、本アカウントサービスにおいて自己の情報を登録してLANDLOG利用のためのアカウントを作成した者をいう。
  21. 「ユーザガイド」とは、LANDLOGの内容、利用方法等について当社が定め、本ウェブサイト上で公開する手引書をいう。
  22. 「利用契約」とは、顧客と当社との間のLANDLOGの利用に関する契約をいう。
  23. 「利用端末」とは、本アプリケーションの利用及びLANDLOG提供情報の閲覧等を行うために顧客又はユーザが利用する、パソコン、スマートフォン又はタブレット等の電子端末をいう。
  24. 「ログインID」とは、LANDLOGの利用に際して各ユーザをその他のユーザと区別するために用いられる符号であり、ユーザがアカウント作成時に登録した自己のメールアドレスをいう。
  25. 「Edgebox」とは、顧客の工事現場等に設置され、収集した顧客施工情報に一定の加工又は分析等を行った上でLANDLOGに送信する機能を有する、多機能型のデータサーバーをいう。
  26. 「ICT建設機械」とは、オペレータの操作によらず作業機が動く機能(マシンコントロール機能)又はオペレータの操作をサポートする機能(マシンガイダンス機能)を有する建設機械をいう。
  27. 「IoT機器」とは、建機、工事車輌又は工事現場等に搭載・設置等されたセンサー、カメラ、コンピュータ、電気通信設備、その他データ収集等の機能を有する一切の機器をいう。
  28. 「LANDLOG」とは、顧客施工情報その他建設プロセスに関連する情報等の収集、蓄積、加工、分析等を行う機能を有する、当社が提供するIoTプラットフォーム又はそれを通じて提供するサービスをいう。
  29. 「LANDLOG提供情報」とは、本アプリケーションを利用することにより又は当社が別途指定する方法で閲覧等することにより、顧客又はユーザに提供される情報をいう。

第1.3条(本規約の適用・変更)

  1. 当社は、顧客に対して、本規約に記載する条件にて本サービスを提供する。
  2. 本規約は、顧客と当社との間の利用契約に適用される。但し、顧客及び当社が利用契約において本規約の条件と異なる条件を合意した場合は、当該利用契約の条件が本規約の条件に優先するものとする。
  3. 当社は、いつでも本規約を変更することができるものとする。但し、本規約の変更を行うときは、その効力発生時期を定め、かつ、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生時期を本ウェブサイト上に公開する方法その他の適切な方法により顧客に周知するものとする。
  4. 顧客は、前項に基づき定める変更後の本規約の効力発生時期以降にLANDLOGの利用を継続した場合、変更後の本規約の内容に合意したものとみなされるものとし、かかる合意に基づいて利用契約の内容も変更されるものとする。

第1.4条(利用契約)

顧客が本ウェブサイト上の「企業登録フォーム」その他当社所定の書式又は方法を用いて本サービスの利用を申し込み、当社が当該申込みを承諾することにより利用契約を締結する。但し、当該顧客が過去に当社との間の契約に基づく義務に違反した等合理的な理由がある場合、当社は当該顧客との間の利用契約を拒絶することができる。

第1.5条(委託)

当社は、顧客又はユーザに対するLANDLOGの提供に関して必要となる業務の全部又は一部を、当社の判断において国内及び国外の第三者(以下「委託先」という。)に委託することができる。

第1.6条(設備等の準備及び維持)

  1. 顧客は、自己の費用と責任において、当社が定める条件にてIoT機器及び利用端末を設定し、LANDLOGを利用するための環境を維持する。
  2. 顧客は、LANDLOGを利用するにあたり、自己の責任と費用において、電気通信事業者等の電気通信サービスを利用してIoT機器及び利用端末をインターネットに接続する。
  3. 顧客は、IoT機器、利用端末、前項に定めるインターネット接続又はLANDLOGの提供を受けるための環境に不具合がある場合又はそれらに関するセキュリティ上の問題が生じた場合、LANDLOGの利用ができなくなる可能性があることを了承し、自己の費用と責任において、十分な対策(セキュリティ対策を含む。)を講じるものとする。当社は、当該不具合又はセキュリティ上の問題により顧客がLANDLOGを利用できないことに対して責任を負わない。

第2章 アカウント登録

第2.1条(アカウントの登録)

  1. 顧客は、本サービス利用開始前に、自らの従業員の中から管理責任者を決定し、当該管理責任者をして、本アカウントサービスにおいてアカウント登録を行わせた後、当該管理責任者の氏名、メールアドレス、ログインID等を当社所定の書式又は方法によって当社に通知する。この場合、当該管理責任者が保有するアカウントが、自動的に顧客の「管理アカウント」となる。
  2. 管理責任者は、ユーザガイドに従って、他のユーザ(顧客の役員又は従業員ではない者を含む。以下、本条において同じ。)を招待することができる。また、管理責任者から他のユーザを招待する権限を付与されたユーザは、他のユーザを招待することができる。管理責任者又はユーザから招待を受けた他のユーザは、ユーザガイドに従って、本アカウントサービスにおいてアカウント登録を行うことができる。この場合、各ユーザが保有するアカウントを、「一般アカウント」といい、管理アカウントと併せて、以下「顧客アカウント」という。
  3. 顧客は、管理アカウントを管理責任者以外の者に使用させてはならず、また、一般アカウントを当該一般アカウントを作成したユーザ本人以外の者に使用させてはならない。
  4. 顧客は、管理責任者の変更を希望する場合には本ウェブサイト上で速やかに管理アカウントの登録変更を行うものとする。
  5. 顧客は、顧客の役員又は従業員ではないユーザが一般アカウントのユーザに含まれる場合があることを確認し、本サービスの利用にあたってはユーザガイドに定める注意事項等を十分理解の上、これを利用するものとする。

第2.2条(顧客によるログインID及びパスワードの管理)

  1. 顧客は、顧客アカウントのログインID及びパスワードを第三者に開示又は漏洩せず、管理責任者を通じてこれらを厳重に管理(パスワードの定期的な変更を含む。)する。ログインID及びパスワードの管理不備、使用上の過誤、第三者による使用等により顧客、ユーザ及びその他の者が損害を被った場合、当社は一切の責任を負わない。
  2. 顧客は、顧客アカウントのログインID若しくはパスワードに係る盗難の事実又はアカウント登録を行った本人以外の第三者による使用の事実を知った場合、管理責任者を通じて直ちにその旨を当社に連絡し、対応を協議する。
  3. 顧客アカウントの使用に基づく行為は、全て顧客による行為とみなすものとし、第三者が顧客アカウントを用いてLANDLOGを利用した場合、顧客はかかる利用について一切の責任を負う。また、当該行為により当社が損害を被った場合、顧客は当該損害を補償する。
  4. 顧客は、顧客アカウントのユーザをして、本規約、利用契約及びユーザガイドを遵守させるものとし、当該ユーザによる違反があったことを知った場合、又はそのおそれがあると判断した場合は、直ちに当社に通知するものとし、同違反について一切の責任を負う。

第3章 顧客施工情報の取得・保存・利用等

第3.1条(顧客施工情報の取得・利用等)

  1. データ提供顧客は、LANDLOGの利用に際して、IoT機器若しくはデータ連携パートナーを通じて又はその他の方法により、当社が顧客施工情報を取得することに同意する。なお、顧客施工情報のうち以下の情報には、個人情報(個人情報の保護に関する法律に定める個人情報をいう。以下同じ。)が含まれる場合がある。
    1. ① 顧客が利用契約締結時に登録した住所、氏名、メールアドレス等の情報
    2. ② ユーザがアカウント登録時に当社に提供した氏名、メールアドレス、ログインID等の情報
    3. ③ 顧客又はユーザにより登録された建機その他の工事車輌の利用者又は工事現場の従事者に関する情報
    4. ④ IoT機器から得られた情報(センサーデータ、地形データ、画像・映像データ、建機の位置データ・稼動データ等)
    5. ⑤ IoT機器を特定する情報(電話番号、ファームウェアバージョン、IPアドレス、MACアドレス、シリアル番号等)
    6. ⑥ IoT機器にインストールされたLANDLOGに関連するソフトウェアのID・ライセンスキーの情報
    7. ⑦ IoT機器の設定情報(プロファイル等の設定情報、SSID等のネットワークに関する情報、インストールされたアプリケーションの情報等)
    8. ⑧ 顧客がLANDLOGへアップロードした情報
  2. データ提供顧客は、下記各号に定める者が、下記各号に定める目的のために顧客施工情報を閲覧、利用及び管理することをあらかじめ同意する。
    1. ① 当社及びその委託先が、顧客に対し本サービスを提供する目的
    2. ② 当社及びその委託先が、メンテナンス又はセキュリティ上の対応等を実施する目的
    3. ③ 当社及びその委託先が、顧客へのアフターサービスを実施する目的
    4. ④ 本アプリケーションを開発又は提供するアプリパートナーが、本アプリケーションを開発又は提供する目的
    5. ⑤ 当該データ提供顧客並びにその管理責任者及び一般アカウントのユーザが、本サービスの提供を受ける目的(ユーザガイドに従って当該顧客施工情報を閲覧、利用又は管理する権限が付与されている範囲に限る。)
    6. ⑥ 当社が、顧客以外の者に対するアフターサービスその他のサポート体制を向上させる目的
    7. ⑦ 当社が、当社の事業目的(開発、設計、エンジニアリング、生産、販売又は本サービスその他サービスの提供・改善を含むがこれらに限られない。)を遂行する目的
    8. ⑧ 当社及びその委託先並びにアプリパートナーが、自社の製品・サービスの開発・改善等のために利用する目的
  3. データ提供顧客は、当社が、下記各号に定める情報を、下記各号に定める第三者に提供することをあらかじめ同意する。
    1. ① 匿名顧客施工情報を第三者に提供すること
    2. ② ドローン又はEdgeboxを使用して収集する顧客施工情報を、加工又は分析等する目的で、当該各機器に関連する国外所在の委託先(米国を含む。)に提供すること
  4. 前二項に定める場合を除き、当社は、匿名顧客施工情報以外の顧客施工情報を第三者に提供するときは、データ提供顧客の承諾を得るものとする。但し、以下の場合はこの限りでない。
    1. ① 法令に基づいて、開示が必要であると当社が合理的に判断した場合
    2. ② 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であると判断した場合
    3. ③ 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であると判断した場合
    4. ④ 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあると判断した場合
    5. ⑤ 合併その他の事由によりLANDLOGの権利者、サービスの主体が変更され、サービスの継続のため個人情報を移管する必要があると判断した場合
    6. ⑥ LANDLOGの利用料金の支払いについて、当社が提携する決済代行会社、クレジットカード会社等に対して、クレジットカード決済等に必要な範囲内、及びクレジットカード決済等の不正が疑われる場合等において、その真偽を確かめる為に必要な範囲内で提供する場合
  5. データ提供顧客は、本サービスの利用に際して、IoT機器を利用又は所持する主体がデータ提供顧客と異なる場合には、情報の取得について当該主体に対して十分な説明を実施するものとする。
  6. データ提供顧客は、データ連携パートナーを通じてLANDLOGに顧客施工情報を提供する場合、利用する当該データ連携パートナーの利用規約等を遵守するものとする。
  7. データ提供顧客は、顧客施工情報のうち、個人情報に該当するため送信を希望しない情報がある場合には、当該情報の削除を行うことができる。この場合、当該情報が取得されないことにより、LANDLOGの機能の一部が利用できなくなることがあることを了承する。

第3.2条(個人情報の保護)

  1. 当社は、本サービスの提供にあたり取得した又は提供を受けた個人情報を、前条に定める利用目的の範囲内でのみ使用し、また、前条の規定に従い第三者に提供する。
  2. 当社は、前項に定める個人情報を、本ウェブサイト上に公開する当社情報セキュリティ基本方針及びプライバシーポリシーに従い、適切に取り扱うものとする。

第3.3条(利害関係者の同意等)

  1. データ提供顧客は、顧客施工情報にデータ提供顧客以外の第三者(データ提供顧客の下請会社を含む。)の情報が含まれる場合は、当該情報をLANDLOGに提供する前に、第3.1条の内容につき当該第三者の同意を得るものとする。
  2. データ提供顧客は、本サービスの利用開始に先立ち、第3.1条の内容に関して、IoT機器の対象となる建機の使用者及び同建機の稼働場所の所有者(所有者に準ずる権利者を含む。)(以下、併せて「権利者等」という。)の同意を得るものとする。
  3. データ提供顧客は、本サービスの利用開始時点及びその後のLANDLOG提供情報の利用期間中において、前二項の同意を取得していること、顧客施工情報について適法な権利を有していること及び当社又はアプリパートナーによる顧客施工情報の利用が第三者の権利を侵害しないことを当社に保証する。データ提供顧客は、当該保証の違反により第1項に定める第三者又は前項に定める権利者等との間で生じた紛争等について、データ提供顧客の責任において対処するものとし、当社はこれらに関して一切責任を負わない。
  4. データ提供顧客は、当社又は当社から権利を譲り受け、承継し又は許諾された者に対して顧客施工情報の著作者人格権を含む知的財産権を行使しないことに同意する。

第3.4条(顧客施工情報のアップロード及び保存)

  1. データ提供顧客は、LANDLOG上に顧客施工情報をアップロードし、当社が別途定める一定期間の間、保存・閲覧等することができるものとする。
  2. データ提供顧客が前項の規定に従いLANDLOG上に顧客施工情報を保存する場合、当社が別途定めるディスク容量までの利用は無料とする。
  3. データ提供顧客は、当社が別途定めるディスク容量を超えて顧客施工情報をLANDLOG上に保存しようとする場合、LANDLOG上で追加のディスク容量の購入等をする必要があり、当該追加のディスク容量の購入等にかかる費用その他の利用条件等は、本ウェブサイト上に別途公開するユーザガイドその他利用規約等に従うものとする。

第4章 マーケットプレイスサービス

第4.1条(マーケットプレイス)

  1. アプリ利用顧客は、LANDLOG上において、本アプリケーションを閲覧し、検索し又はダウンロードすることができる。
  2. LANDLOG上で提供される本アプリケーションには、無料で利用できる本アプリケーションと有料で利用できる本アプリケーションが存在し、有料で利用できる本アプリケーションには、アプリビジネスパートナーが提供する決済システムを利用するコンテンツと、LANDLOGが提供する収納代行サービスを利用するコンテンツがある。
  3. アプリ利用顧客は、前項のうちLANDLOGが提供する収納代行サービスを利用するコンテンツをダウンロード・利用する場合、当該コンテンツの利用に係る代金の支払いを、当社に対して行うものとする。かかる場合、当社は、当該代金を、当該コンテンツの提供等を行っているアプリビジネスパートナーとの収納事務の委託に関する契約に基づき、当該アプリビジネスパートナーに引き渡すものとする。
  4. アプリ利用顧客は、当社又は第三者が定める支払処理方法の利用に係る条件を規定した利用規約又はその他の法的な取り決めを遵守することに同意するものとする。
  5. アプリ利用顧客は、当社が、事前の通知なく、支払処理方法を追加又は削除する権利を保持することに同意するものとする。

第4.2条(本アプリケーションの利用)

  1. アプリビジネスパートナー又は当社が提供する本アプリケーションのサービス内容、利用料金、支払方法、利用期間及びその他の利用条件は、アプリビジネスパートナー又は当社の提供する利用規約(以下「アプリ利用規約」という。)において別途表示される。
  2. アプリ利用顧客は、アプリ利用規約の条件に同意した場合にのみ、本アプリケーションの利用を申し込むものとする。
  3. アプリ利用規約には、以下に規定される内容が含まれるものとし、当社は、アプリ利用顧客に対し、アプリ利用顧客とアプリビジネスパートナーとの間のアプリ利用規約の履行を求める権利を有するものとする。
    1. ① アプリビジネスパートナーは、本アプリケーションのライセンサーである。
    2. ② アプリビジネスパートナーは、アプリ利用顧客に対し、ダウンロード及び利用を行うための制限的かつ譲渡不可能なライセンスを許諾する。
    3. ③ アプリ利用顧客は、アプリビジネスパートナーから書面により明示の権限を付与されない限り、本アプリケーションの全部又は一部を変更、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、分解し、本アプリケーションの派生物を生成し、又は本アプリケーションに含まれるいずれかの権利をサブライセンスすることができない。
    4. ④ 別途明示されない限り、アプリビジネスパートナー又はそのライセンサーが、本アプリケーションに含まれる全ての権原、著作権その他知的財産権を保有する。
    5. ⑤ 顧客は、本アプリケーション又は本アプリケーションに含まれる機能の利用につき、当社が一切の責任又は義務を負わないことに同意する。
  4. アプリ利用顧客は、アプリ利用顧客とアプリビジネスパートナー又は当社が利用する金融機関等との間で本アプリケーションの利用料金の決済等をめぐって紛争が発生した場合、自らの責任と負担でこれを解決するものとし、当社は一切の責任を負わない。
  5. アプリ利用規約と本規約との間に矛盾又は抵触がある場合、本規約が優先して適用される。

第5章 LANDLOG提供情報の利用

第5.1条(利用条件)

  1. 顧客は、本規約及び利用契約並びに適用あるアプリ利用規約に従い、本アプリケーションを利用することにより又は当社が別途指定する方法で閲覧等することにより、本規約及び利用契約並びに適用あるアプリ利用規約に定める利用目的の範囲内に限り、LANDLOG提供情報を利用することができる。
  2. 顧客には、本規約及び利用契約並びに適用あるアプリ利用規約を遵守する限度において、LANDLOG及びLANDLOG提供情報を利用する権限のみが付与されるものとし、LANDLOG及びLANDLOG提供情報の著作権その他の知的財産権及びその使用を許諾する権利は、当社又は当社にライセンスを許諾している者に帰属する。
  3. 顧客は、LANDLOG提供情報の利用権を第三者に譲渡することはできないものとする。
  4. 顧客が、他国から日本国内に対して又は日本国内から他国に対して技術的な又はその他の情報等を送信する場合、顧客は技術輸出に関する又はその他の諸法令を遵守する。

第5.2条(利用期間)

  1. 当社は、顧客が本規約のいずれかの条項に違反した場合、当該顧客のLANDLOG提供情報の利用を終了させることができる。
  2. LANDLOG提供情報の利用期間は、本アプリケーションを通じた利用については当該本アプリケーションの利用期間が終了したときに、当社が別途指定する方法での利用については当社が別途指定する利用期間が終了したときにそれぞれ終了するものとする。
  3. 顧客は、LANDLOG提供情報の利用料金を月額又は年額で課金されている場合、当該LANDLOG提供情報の利用を終了するためには、当社又はアプリビジネスパートナーに対し、所定の方法により利用の終了を通知する必要がある。

第6章 禁止行為

第6.1条(禁止事項)

顧客は、本サービスの利用に関して、下記各号の行為を行ってはならない。なお、当社は、下記各号に該当する行為に関連する情報及びデータについては、任意に削除することができる。

  1. ① 当社若しくは第三者の知的財産権その他の権利を侵害する行為又は侵害するおそれのある行為
  2. ② LANDLOGの内容やLANDLOG上で利用しうる情報を改ざん又は消去する行為
  3. ③ 匿名顧客施工情報に係る個人又は顧客を識別するために当該匿名顧客施工情報を他の情報と照合し、また、当該本人を特定する行為又はこれらの照合若しくは特定をしようとする行為
  4. ④ 本規約に違反して、第三者にLANDLOG又はLANDLOG提供情報を利用させる行為
  5. ⑤ 第三者になりすましてLANDLOG又はLANDLOG提供情報を利用する行為
  6. ⑥ 法令又は公序良俗に違反する行為
  7. ⑦ 他者を差別若しくは誹謗中傷し、又はその名誉若しくは信用を毀損する行為
  8. ⑧ 詐欺等の犯罪に結びつく又は結びつくおそれがある行為
  9. ⑨ わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待にあたる画像、文書等を登録する行為
  10. ⑩ 無限連鎖講を開設し、又はこれを勧誘する行為
  11. ⑪ コンピュータ・ウイルス等の有害なデータ、コンピュータ・プログラム等を登録する行為
  12. ⑫ 広告、宣伝若しくは勧誘のためにLANDLOGを利用する行為、又はLANDLOG上で第三者が嫌悪感を抱く若しくはそのおそれのある表現を含む情報を登録する行為
  13. ⑬ LANDLOGの運営に支障を与える行為、又は与えるおそれのある行為
  14. ⑭ 面識のない者との出会いを目的とした情報を登録する行為
  15. ⑮ ある行為が前各号のいずれかに該当することを知りつつ、その行為を助長する態様・目的でリンクを貼る行為
  16. ⑯ その他、当社が不適切と判断する行為

第7章 保証・責任

第7.1条(保証・責任の制限)

  1. 当社は、LANDLOGを現状有姿で提供するものとし、LANDLOGに瑕疵・バグ等が存在する場合又はシステムの過負荷、不具合等によりLANDLOGの利用若しくは本サービス等が停止する場合においても、本規約に規定する限度に限り責任を負うものとする。
  2. 当社は、当社が必要と判断した場合には、顧客に通知することなくいつでも本サービスの内容を変更し、本サービスの提供を停止又は中止することができるものとする。本サービスの提供を停止又は中止した場合、当社は顧客に対して、月額等で継続的に支払われる利用料の精算を除き、一切責任を負わないものとする。
  3. 当社は、本サービスの利用及び本アプリケーションの利用は、顧客が自己の責任及び費用で行うものとし、その完全性や正確性等につき、一切責任を負わないものとする。
  4. 当社は、LANDLOG提供情報について、その内容の信頼性、真実性、正確性、妥当性、適法性、完全性、第三者の権利を侵害していないこと等の性質について一切の保証を行わないものとし、顧客は自らの判断及び責任に基づきLANDLOG提供情報を利用するものとする。
  5. 当社は、LANDLOGを提供する機器の故障、トラブル、停電、通信回線の異常及びシステム障害等の不可抗力により発生する障害について、一切責任を負わないものとする。この場合、顧客施工情報その他顧客に関するデータが消失等することがあり、また、かかる事態の発生により顧客施工情報その他顧客に関するデータが消失、紛失、遅延等した場合、利用端末又はIoT機器の利用制限や初期化が行われる可能性がある。
  6. 当社は、顧客施工情報の保護に関し、業界標準に照らし合理的なセキュリティ対策を講じるものとする。但し、第三者による不正アクセス、盗難、破壊、改ざん等により生じた損害については、顧客と不正アクセス等を実施した第三者との間でこれを解決するものとする。
  7. 当社は、顧客がLANDLOGに提供した顧客施工情報について、バックアップを取る義務を負わない。顧客は、当該顧客施工情報のバックアップについて、自己の責任で定期的に実施する。
  8. 当社は、顧客がIoT機器とUSBメモリ等の外部記憶装置を接続し、データの書き出し若しくは書き込みを行う場合又はIoT機器がデータ通信を行う場合、同外部記憶装置又は転送されるデータがコンピュータ・ウイルスに感染していないことを保証するものではなく、同感染に起因する損害について一切の責任を負わない。

第7.2条(違反行為への対応)

  1. 当社は、顧客又はユーザの行為が本規約の規定に違反すると判断した場合、当該顧客又はユーザへの事前の通知なしに、顧客施工情報の全部又は一部の削除を行い、本サービスの利用の中止又は強制退会等の当社が適当と判断する措置を講ずることができる。
  2. 当社は、前項の規定に基づき当社が講じた措置に起因する損害が発生した場合であっても、一切責任を負わないものとする。
  3. 前二項の規定は、当社が当該処置を講じることにより当社又は第三者に損害が発生した場合における、顧客の責任を免責するものではない。顧客は、本規約に違反したことにより第三者に損害を与えた場合又は第三者と紛争を生じさせた場合、自己の責任と費用でこれを解決し、当社にいかなる責任も負担させないものとする。また、顧客は、当社が他の顧客や第三者から責任を追求された場合は、その責任と費用において当該紛争を解決するものとし、当社にいかなる責任も負担させないものとする。

第7.3条(顧客施工情報による損害)

  1. 当社は、顧客施工情報に起因してLANDLOG若しくは当社サーバーに支障を与えた場合又はそのおそれがある場合、事前に顧客の承諾を得ることなく、顧客施工情報の一部又は全部の削除等当社が適当と判断する措置を講ずることができるものとする。
  2. 当社は、前項の規定に基づき当社が講じた措置に起因する損害が発生した場合であっても、一切責任を負わないものとする。
  3. 前二項の規定は、当社が当該処置を講じることにより当社又は第三者に損害が発生した場合における、顧客の責任を免責するものではない。 顧客は、当該措置に起因して顧客に発生した損害について、当社にいかなる責任も負担させないものとする。

第7.4条(損害賠償額の制限)

  1. 債務不履行責任、不法行為責任、その他法律上の請求原因の如何を問わず、LANDLOG又は本サービスの利用(本サービスに付随するサービスを含む。)に関して当社が顧客に対して負う損害賠償責任の範囲は、当社の責めに帰すべき事由又は当社が本規約若しくは利用契約に違反したことを直接の原因として顧客に現実に発生した損害に限定され、逸失利益(施工の遅れや事業の中断等による得べかりし事業利益の喪失を含むが、これに限定されない。)、特別損害、付随的損害、間接損害及び結果損害に関しては、当社の責めに帰すべき事由の有無にかかわらず、当社は一切責任を負わない。
  2. 顧客の当社に対する損害の賠償請求は、損害が発生してから3ヶ月又は当社と顧客との利用契約終了後3ヶ月のどちらか短い期間内に、当社に対する書面による請求がなされなかった場合には行うことができない。
  3. 当社が負う損害賠償義務の金額は、いかなる場合も、当該損害に直接関連する利用契約に基づき直近12ヶ月以内に顧客が当社に支払い済みの利用料金の合計額を超えない。

第8章 その他

第8.1条(秘密保持義務)

  1. 顧客及び当社は、LANDLOGに関して知り得た相手方の技術上又は営業上その他業務上の情報(顧客施工情報を除き、以下「秘密情報」という。)を、LANDLOG利用の目的の範囲内でのみ使用し、事前に相手方の書面による承諾を得ない限り第三者に開示又は漏洩しない。但し、下記各号のいずれかに該当することを立証できる情報は秘密情報に含まれない。
    1. ① 秘密保持義務を負うことなく既に保有している情報
    2. ② 秘密保持義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
    3. ③ 相手方から提供を受けた情報によらず、独自に開発した情報
    4. ④ 本規約及び利用契約に違反することなく、かつ、受領の前後を問わず公知となった情報
  2. 前項の定めにかかわらず、顧客及び当社は、秘密情報のうち法令の定めに基づき又は権限のある官公署からの要求により開示すべき情報を、当該法令の定めに基づく開示先又は当該官公署に対し開示することができる。この場合、顧客及び当社は、関連法令に反しない限り、当該開示前に開示する旨を相手方に通知するものとし、開示前に通知を行うことができない場合は開示後速やかにこれを行う。
  3. 第1項の定めにかかわらず、当社が必要と認めた場合には、当社はその委託先に対して、本条に定める義務を遵守させることを条件に、必要な範囲で、顧客から事前の書面による承諾を受けることなく顧客の秘密情報を開示することができる。

第8.2条(解約)

  1. 顧客及び当社は、相手方が本規約又は利用契約に違反し、一定期間を定めて是正を催告したにもかかわらず相手方がこれを履行しない場合は、書面又は電子メールによる通知を行うことによって利用契約の全部又は一部を解約することができる。
  2. 当社は、顧客が下記各号のいずれかに該当する場合、何ら催告することなく顧客への書面又は電子メールによる通知を行うことによって利用契約の全部又は一部を解約することができる。
    1. ① 支払停止又は支払不能となった場合
    2. ② 手形又は小切手が不渡りとなった場合
    3. ③ 差押え、仮差押え若しくは競売の申立があったとき又は公租公課の滞納処分を受けた場合
    4. ④ 破産、会社更生手続開始若しくは民事再生手続開始の申立があったとき又は信用状態に重大な不安が生じた場合
    5. ⑤ 監督官庁から営業許可の取消、停止等の処分を受けた場合
    6. ⑥ 解散、減資、営業の全部又は重要な一部の譲渡等の決議をした場合
    7. ⑦ その他前各号に準じる事由が生じた場合

第8.3条(契約終了後の処理)

  1. 顧客は、利用契約の終了後は、顧客アカウントを利用することができず、LANDLOG上でLANDLOG提供情報を閲覧・利用等することができないものとする。
  2. 顧客は、利用契約の終了後、顧客施工情報その他顧客がLANDLOGに提供した全てのデータ及び情報を、当社が任意に削除できることに同意する。顧客は、利用契約の終了日までに、必要な全てのデータ及び情報について自らの責任及び負担でバックアップを作成するものとし、当社は顧客のデータ及び情報の喪失について一切責任を負わない。
  3. 顧客は、本サービスの利用にあたって当社から提供を受けた機器又はソフトウェアがある場合、当該機器又はソフトウェア及びこれに関する全ての資料等(当該ソフトウェア及び資料等の複製物を含む。)を、利用契約終了後直ちに当社に返還し、IoT機器等に記録されている場合は、顧客の責任及び負担で消去する。

第8.4条(存続条項)

第1.2条、第2.2条、第4.2条第4項及び第5項、第6.1条乃至第8.1条、第8.3条乃至第8.9条は、利用契約の終了後も引き続き効力を有する。

第8.5条(地位等の譲渡禁止)

顧客は、当社の事前の書面による承諾なしに、本規約及び利用契約上の地位並びに本規約及び利用契約に基づく権利又は義務の全部若しくは一部を第三者に譲渡してはならない。

第8.6条(分離可能性)

本規約及び利用契約の各条項は、法律が許す範囲で可能な限り有効となる方法で解釈されるものとし、本規約及び利用契約のいかなる条項についても法律に違反している又は執行不能と判断される場合には、その条項の残りの部分又は他の条項を無効又は執行不能にすることなく、その条項はその法律違反の限度においてのみ無効又は執行不能となる。

第8.7条(専属的合意管轄)

本規約及び利用契約に基づく顧客及び当社間の紛争に関しては、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とする。

第8.8条(準拠法)

本規約及び利用契約の成立、効力、履行及び解釈に関する準拠法は、日本法とする。

第8.9条(誠実協議)

本規約及び利用契約に定めのない事項並びに定められた事項の解釈について疑義が生じた場合は両者誠意を持って協議の上解決する。

以上